ダイエットの基本
ここではダイエットをする前に知っておきたいダイエットの基本についてご説明致します。
より効率的に痩せるために、ぜひご一読ください。
なぜ太るのか
太るメカニズムは、いたって単純です。
摂取するカロリーより消費するカロリーの方が少ないからです。
毎日運動をしているのに太るのは、それ以上に食べているからです。
あまり食べていないのに太るのは、それ以上に運動不足だからです。
自分がどちらのタイプなのか見極めることにより、対策が変わってきます。
そして、摂取カロリーより消費カロリーを多くすることに成功すれば痩せることができます。
消費カロリーとは
一日に消費するカロリーは「基礎代謝」＋「生活活動代謝」の合計です。
「基礎代謝」と「生活活動代謝」を上げることで、消費カロリーを増やすことができます。
基礎代謝を上げる
人間は何もしなくても生きているだけでエネルギーを消費します。
これを【基礎代謝】といいます。
基礎代謝は高ければ高いほど太りにくい体質といえます。
女性より男性の方が高く、年齢は若いほど基礎代謝が高いです。
基礎代謝を上げる方法は色々ありますが、一番効果が高くオーソドックスな方法は『筋肉をつけること』です。
筋肉は使わなくても存在するだけでたくさんのエネルギーを消費します。
生活活動代謝を上げる
生活活動代謝とは基礎代謝以外で一日に使うエネルギーを指します。
運動したり仕事をしたり・・・席を立つだけでもカロリーを消費します。
これらを日常生活の中でいかに無理なく増やせるかがポイントです。
方法は人によって環境が違うので一概には言えません。
下記は参考です。
・駐車場は店のすぐ前ではなく遠くに止める。
・近くの店には歩いていく。
・電車やバスでは座らない。
・帰宅時は一つ前の駅で降りて歩く。
運動量の多いものは比例して効果も高いですが、続けることが大変です。
いくら効果が高くても一日だけやったのではほとんど効果がありません。
積み重ねが大切です。
あくまでも無理のない、自分に合った続けられる方法を模索してください。
摂取カロリーとは
当たり前のことですが、食事を摂取するということはカロリーを摂取するということです。
大事なのは、どのような食事を取るべきかと言うことです。
食事には大きくわけて3つの栄養素があります。
たんぱく質
筋肉の元となる栄養素です。
ダイエット中は積極的に取っていきたい栄養素です。
炭水化物
炭水化物は体内で糖に変換されます。
急激な運動や頭に使うエネルギーに変換されます。
ある程度は取らなければいけない栄養素ですが、取りすぎはＮＧです。
脂肪
軽い運動に使うエネルギーに変換されます。
ダイエット中は一番摂取を控えたい栄養素です。
人間はエネルギーを蓄えようとします。
ですので極端に炭水化物や脂肪の摂取を制限すると、人間は生命維持のため、アミノ酸をエネルギーに変換します。
これはつまり、筋肉をエネルギーに変えてしまうということです。
筋肉が減ると基礎代謝が減り、痩せにくい身体になってしまいます。
何事も「やりすぎ」は厳禁で、最低限の炭水化物や脂肪は摂取するようにしましょう。