血糖値を制するものはダイエットを制す！
太るメカニズム
血液中に含まれるブドウ糖を「血糖」と言い、血糖の濃度の事を「血糖値」と言います。
人間はこの血糖を生きるためのエネルギーとしており、体中の細胞に血糖を送る働きをしているものが「インスリン」です。
血糖値が高くなるとインスリンが過剰に分泌され、体中の細胞に送った血糖の余りを脂肪として溜め込みます。
これが「太る」というメカニズムです。
インスリンが分泌されている間は脂肪が燃えにくく痩せにくい状態にありますので、血糖値が低い状態のときに運動をするとダイエットに効果的です。
ではどうすれば血糖値が上がるのでしょうか？
血糖値が上がる理由
血糖値が上がるのは、食事をしたときです。
当然、人間が生きていく為には食事が必要ですので「血糖値を上げない」ということはできません。
しかし、血糖値を上げにくくする方法があります。
血糖値を上げにくくする方法
血糖値を上げにくくする方法はいくつかあります。
お腹いっぱい食べないこと
昔から腹八分目といいますが、お腹いっぱい食べるとそれだけ血糖値が上がってしまいます。
ゆっくり食べること
ゆっくり食べることにより血糖値を緩やかに上げることができます。
これだけでもインスリンの過剰分泌を抑えることができます。
お腹が減ったときに食事をすること
お腹が減ると血糖値は下がります。
このときに食事をすることにより、血糖値の上限を低く抑えることが可能になります。
実は規則正しい生活がダイエットの天敵になりうるケースもあります。
規則正しい生活を心がけると、決まった時間に食事を摂ろうとします。
しかし食事は毎回カロリーが違いますし、運動量も日によって違います。
昨日のこの時間は、お腹が空いたいたけれど、今日は空いていないということもあるということです。
お腹が空いていないのに食事の時間だからという理由で食事を摂ってはいませんか？
「お腹が空いていない＝血糖値が正常」この状態で食事をすると血糖値が上がりすぎてしまいます。
まとめ
血糖値を意識して上手くコントロールすることにより、確実に体重を減らす事ができます。
つまり「血糖値を制するものはダイエットを制す！」です。
普段の生活の中で「血糖値」という言葉を意識するように心がけましょう。